老後のことを考えるとお金が心配だな
投資っていつ始めればいいのかな?
この超低金利の時代、貯金だけでお金を増やすのはなかなか厳しい・・
そこで是非とも考えたいのが投資
実は投資の複利の効果を使えば「放置するだけ」かつ「少しの元手でガッポリ増やす」ことが可能です。
今回は初心者でもできる超簡単な「複利を活かした投資のやり方」について解説します。
【この記事を書いた人】
薬剤師です。大人になってようやく資産形成の大切さが分かったので、ぜひ多くの人に知ってほしいです。
今回参考にしたのはこちらの書籍です。
投資における複利の効果
投資における複利の効果はご存知でしょうか?
複利とは「増えた利息分を合計した金額に対する利息」のこと。
増えた利息は受け取らず再び投資に回す、いわゆる再投資というやつです。
複利を使うと雪だるまのように資産を増やすことが可能です。
例えば100万円を元手に投資信託を購入し、年利5%で運用できたとしましょう。
再投資せず「単利」で毎年配当金を受け取る方法で30年間放置した場合、最終的な価値は250万円です。
一方配当金を再投資(複利で運用)し、同じように30年間運用した場合には432万円になります。
どちらも元手は100万円なのにこれだけ差がついてしまうのが単利と複利の差です。
複利の力を使えば資産を効率よく増やせることが何となくお分かりいただけましたか?
複利を活かした投資のやり方
さてこの複利の効果をうまく使った投資のやり方についてシミュレーションしてみましょう。
例として以下の2つのパターンで65歳時点での資産残高を比較してみます。
(年利5%で運用できたと仮定)
①20歳の時点で400万円一括で投資信託を購入。その後の積み立てはなし。
②35歳から65歳まで毎月4万円(年48万円)ずつ積み立て。
20歳に購入した投資信託を放置した場合と、35歳に積立投資を始める2パターンです。
さてどちらの資産が多くなるでしょうか?
①のパターン
元手400万円で3000万円以上の利益が出る計算です。
放置しただけでこんなに増えるなんてスゴくないですか?
②のパターン
35歳からコツコツ30年積立てた結果は
元手1440万円で1800万円の利益。
最終的な資産残高は・・
驚くなかれ!!
①3594万円、②3275万円
40年間ほったらかしにしていたほうが勝ってしまいました!
びっくりですよね?
つまり元手が少なくても運用期間が長ければ長いほど増えるということになります。
1日でも早く投資を
投資のメリットを活かすには時間を味方につけること。
早ければ早いほど投資は有利です。
若いうちに始めれば老後のお金の心配はかなり解消されるでしょう。
50-60代では享受できる恩恵が少なくなりますが、それでも今は人生100年時代ですから1日でも早く投資を始めて時間を身につけたいものです。
若さって素晴らしいね
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