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メンタルが不安定と感じたら読む本【コロナのせいにしてみよう】

コロナでメンタルが不安定と感じたら読む本その他
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TVをつければコロナ、コロナ、、

もはや連日コロナの報道を目にしない日はありません。

ワクチンはいつできるの?
ワクチンは安全なの?
コロナに感染したら死んじゃうかも。
どこまで感染対策をすれば安全なの?

不安を数え上げればきりがないし、終わりが見えない毎日にメンタルが疲れている人も多いのでは。

コロナでメンタルが不安定だなと感じている人
コロナとどう付き合っていけばいいのかなと思っている人

そんな方にぴったりな本がこちらです。

今回は「コロナのせいにしてみよう」をレビューします。

【この記事を書いた人】

管理人
管理人

病院薬剤師です。医療や薬についての正しい知識を提供するように心がけています。

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シャムズ(CIAMS)とは?

この本のキーワードはシャムズ(CIAMS)

シャムズとはCOVID-19 induced altered mental statusの略で、「新型コロナウイルス感染症が誘発する精神症状の悪化」のことをいいます。

これは正式な医学用語でも病名でもなく、著者である國松淳和先生が(勝手に!?)名付けた名称です。

具体的にどのような状態がシャムズなのかというと、、

コロナをきっかけに、コロナ前のその人らしさの性質が変わってしまった

状態です。

例えば

  • 普段言っていたことと違うことを言い出した
  • 普段ならおよそやらないようなことをやり出した

など、発言や行動の質が変化している人がいたら、その人はシャムズかもしれないということです。

あなたの周りにもいませんか?

シャムズの何が問題か?

改めて確認しますが、シャムズはコロナに感染した人のことを指しているのではありません。

コロナになっていない人に対して使っている用語です。

コロナになっていないのにも関わらずその人らしさを失った不安定状態です。

筑波大学災害・地域精神医学研究室のまとめた報告によると、コロナウイルスによるストレスを感じている人は全体の8割を超えています。

新型コロナウイルス感染症に関わるメンタルヘルス全国調査 | 筑波大学医学医療系臨床医学域 災害・地域精神医学 (umin.ac.jp)

またコロナに対する恐怖を抱いている人もそれなりにいるということが分かります。

新型コロナウイルス感染症に関わるメンタルヘルス全国調査 | 筑波大学医学医療系臨床医学域 災害・地域精神医学 (umin.ac.jp)

國松先生によると、シャムズの問題は何かというと

コロナが世界中に広がっているのと同じくらい、不安にやられている人がものすごく多くなっている

ということ。

コロナで誰しも不安になっているとは思いますが、不安になること自体はむしろ正常な反応です。

ところが、コロナが予想以上に長引くことによって不安を抱える時間が長くなり、かつ3密を避けるようになったことで人と人の関係も希薄になり、ストレスのハケ口もなくなり、我々個人個人が抱える不安が増大、、、

そしていつの間にかその人らしさを失った不安定な状態に(シャムズ)、、といったことが現実に起きているのだそうです。

さらにシャムズに拍車をかけているのはメディアです。

毎日陽性者が〇〇人、死亡者が〇人という情報がメディアを通してさらされることで、シャムズはどんどん伝播していっているというんです。

不安定なメンタルを回避するために

では、シャムズを引き起こす不安定なメンタルを回避するためにはどのような方法があるのでしょうか。

雑談をする

國松先生によると、特に大きな病気がないのに体調が悪い人というのは雑談が足りていない人だそうです。

直接会って話をしなくても、電話でもSNS(twitter,Facebookなど)でもなんでも良いので他人と会話してみることでシャムズを避けられます。

くだらない会話を大いにしてみましょう。

ラジオをつける

TV画面は映像として印象深く残るのに対し、ラジオは軽い気持ちで聞き流すことができます。

強烈なマイナス情報がインプットされにくいし、音だけという適当さがちょうどいいんですね。

誰かと雑談しているような温かい雰囲気も味わうことができるというのもラジオの良さだと言います。

特に一人暮らしの高齢者には最適なので、これを機にプレゼントしてみては?と國松先生はおススメしています。

喧騒をつくる

ラジオをつけることとも共通しますが、人間は周囲に喧騒があったほうが落ち着くのだそうです。

音楽を聴いたり、声に出して本を読んだりすること自体が喧騒をつくることになりますし、運動中に聞こえる音も喧騒になります。

意識をコロナだけに向けさせないという効果があるんでしょうね。

情報を遮断する

私自身もそうですが、毎日TVの報道が気になってしまい、ついつい見入ってしまいます。

ですが、すべて必要な情報でしょうか?

別になくても困らない情報だってあるはず。

意識的に情報を遮断する、自分が信頼できる情報源を参考にする、信頼できる人と会話するなどがシャムズに有効な方法なのだそうです。

コロナに関する情報はちょっと置いておいて、あえて意識的にコロナを考えない時間をつくってみる。

我が家はこの本を読んでからTVの情報番組を流しっぱなしにすることはやめました(^^)/

おうち時間にはこちらもオススメ

収束の見えない状況が続きますが、おうち時間を楽しむのに私はニンテンドースイッチでカラオケやリングフィットを楽しんでいます。

ほとんどお金がかからなくて、ストレス発散にもなるし、健康にも良いとくればもはや言うことなしです。

【関連記事】【ニンテンドースイッチでカラオケ】これでコロナを乗り切れる!

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まとめ

コロナでメンタルが不安定なときに読む本として「コロナのせいにしてみよう」をレビューしました。

まだまだ先の見えないコロナと付き合っていくためには、正しくコロナを恐れ、シャムズという言葉を知ることが大事です。

いろいろメンタルが不安定なのはコロナのせいです。

シャムズを理解すればコロナになんか負けない!というメンタルになれますよ。

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